「住み込みリゾートバイトはやめとけ」と言われるのはなぜ?リゾバのリアルを正直に解説! 

住み込みリゾートバイトはやめとけ

悩んでいる人

「リゾートバイトはやめとけ!って言われるけど、どうして?」
「リゾートバイトを始めたいけど、誰でもできる?」

とリゾバに対して不安や疑問を感じている人は少なくありません。

そこで、この記事では、3年間リゾバ生活をしてきた私の経験からリゾバが「やめとけ」と言われる理由を正直に語っていきます。

Susan

女性の方はぜひ読んでみてくださいね!

【闇】リゾートバイトをやめたいと思った私の体験談

リゾートバイトをやめたいと思った私の体験談

まだ、コロナ禍になる前に私が初めてリゾバをしたときの体験談です。

仕事を辞めて沖縄の離島でゆったりとしたリゾバライフを送るつもりでしたが、現実はそう甘くはありませんでした・・・。

元々、私は接客業をしていましたがリゾバではもう接客はしたくないと思っていたため、リゾートホテルで「客室清掃」の職種に就きました。

Susan

この誤った選択のせいで、私はリゾバをして3日で「やめたい!」と感じることに・・・。

理由としては女性の体力では清掃の仕事は持たないし、何よりも残業がビックリする程に多い!

基本的に9:00〜17:30までの就業時間でしたが、定時で帰れることは本当に稀で、ヒドいときは22時まで残業をしていたこともありました・・・。

リゾバに抱いていた理想と現実のギャップがありすぎて、この時期は本当に毎日辞めたいと感じながら仕事をしていました。

【リゾートバイトはやめとけと言われる8つの理由】

リゾートバイトはやめとけと言われる8つの理由

ここでは「リゾバはやめとけ」と言われる理由について、私の体験談を用いながら深掘りをします。

内容については主に「人間関係」・「環境」・「トラブル」について、触れていきます。

  1. 職場に嫌な上司、同僚がいても一緒に働く必要がある
  2. 忙しすぎて休みがないしパワハラが辛い
  3. リゾートバイト派遣会社の担当が最悪
  4. 宿泊施設・寮がとても汚い
  5. 中にはやりもくの人もいるのが現実
  6. 中抜けシフト中にすることがない
  7. コロナ禍で仕事がない時期があった
  8. 必ずしも稼げるワケではない

①職場に嫌な上司、同僚がいても一緒に働く必要がある

これについてはリゾバに限った話ではありませんが、どの職場にも嫌な上司・同僚の人が残念なことに必ず1人はいます。

私の経験上、リゾバに関しては特に人間関係が悪い職場が多いと感じました。

リゾバは普通に働くよりも短期間の場合が多いため、少しの期間だけ我慢をしていれば済む話ではありますが、利己的なおっさんや自己中なおばさんの社員など、本当に厄介な人が多いんです!

また、派遣を下に見ているマウント社員や、派遣だからと使い捨てのように、雑に扱ってくる社員は正直に少なくはありませんでした。

このようにリゾバは、劣悪な人間関係が多いため「やめとけ」と言われることがあります。

Susan

もちろんみんながみんなじゃないよ。

②忙しすぎて休みがないしパワハラが辛い

 

リゾートバイトって、基本的に忙しい時期に企業が求人を出しているため、本当に忙しいです。

先述した「客室清掃」のときも本当に毎日が残業で、仕事終わりに遊びに行ったり飲みに行ったりなんて、もちろんできません・・・。

何よりも残業するのが当たり前と、有無を言わせない感じが本当にストレスでした。

それでも今日は、定時で帰りたいと伝えても「派遣で仕事をしに来たのに帰るの?」とパワハラまがいなことを言われたときも・・・。

Susan

非常に腹が立ちましたね。

他にも、マリンスタッフで働いていたときの繁忙期の休日は、なんと月に2回!

まっくろくろすけもビックリするぐらいのブラックリリゾバでしたよ。

まっくろくろすけ

特に大型連休は本当に地獄でした(ぴえん)。

③リゾートバイト派遣会社の担当が最悪

リゾートバイトは派遣会社を通して、働くことが基本的です(稀に直接雇用もあり)。

そのため、派遣会社の担当と必ずやりとりをする必要があります。

「応募」・「採用」・「採用後」とリゾバを始める前は特に、担当者とのやりとりをしなければなりません。

この時、担当者の対応が悪いことって実は珍しくないんです。

もちろん派遣会社や担当者によって大きく異なりますが、私は以下のような経験をしました😭

  • 言葉使いが荒い・馴れ馴れしい
  • レスポンスが遅い
  • 採用後は放置で相談に乗ってくれない
  • 採用時と条件が違う

特に「採用時と条件が違う」ときは最悪です。

実際に私は「レストラン業務」で働く予定だったのに、職場先には「客室清掃」で働きに来たと勘違いされていたケースもありました。

本当にヒドいですよね。

④宿泊施設・寮がとても汚い

人それぞれですが、私の場合リゾバで最も重点に置いてる点は「寮」に関してです。

なぜなら、リゾバは数日の旅行とは異なり住み込みで長期の期間働くため、寮の環境が悪いと本当にストレスでしかありません。

しかしながら、リゾバの寮にはとても汚い寮が多く存在しています。

私が実際に「本当に無理・・・」とこのまま帰りたいと、思ってしまった寮は少なからずありました。

以前におっさんが住んでいたのか、おっさん臭やタバコ臭が残っていたし、極めつけにはタンスにおっさんのパンツが1つ残っていたことも(笑)。

Susan

汚い!!

リゾバの寮は賃貸とは異なり、ハウスクリーニングをちゃんとしていない所が多いため、以前に住んでいた人によって当たりハズレが本当に変わってきます。

もちろん綺麗な寮もありますが、その反面「ここに住むの・・・?」と目を疑ってしまうほど汚い寮も多く存在しているのも事実です。

⑤中にはやりもくの人もいるのが現実

リゾバに出会いを求めて、やってくる人は珍しくはありません。

私も実際にリゾバを通して、異性との良い出会いも悪い出会いもありました。

しかし、なかには「お前完全にやりもくだろ」という下心を満載で、近寄ってくる輩も少なくないため要注意!

リゾバの派遣同士は言わずもがな、特に注意しないといけないのは、実は職場の社員や上司です。

あいつらは本当に何かしら理由をつけて、下心だけで近寄ってきます。

チャラ男

「買い物に連れて行ってあげる」
「いい店知ってるから」

こちらが派遣で来ている立場を上手く利用して誘ってくるなど・・・。

やりもくの人はどこのリゾバ先にでもいるため、念頭に置いといて損することはありません。

リゾバのヤリもく方法みたいな内容が「リゾートバイトでヤルための方法」みたいな記事で書いてあったので、特に注意してくださいね。

⑥中抜けシフト中にすることがない

リゾバでの職種は多種多様ありますが、主な職種は以下の通りです。

  • フロント・ベル
  • レストラン
  • 仲居
  • 販売・売店
  • 調理・調理補助
  • 裏方業務(客室清掃・洗い場など)

フロントと裏方業務を除いては、ほとんどの職種のシフトは「中抜けシフト」です。

中抜けシフト
途中に長時間の休憩があり、午前中と午後に分かれたシフトのこと

つまり、午前の6:00〜10:00まで4時間働き、また午後の17:00〜21:00までの4時間と合計して8時間働くのが中抜けシフトの仕組みになっています。

そのため、中抜け中の時間がとても長く、かつ1日の拘束時間がとても長いため最初は慣れるまでしんどく、また仕事が終わってから遊びに行ったりすることも難しくなってしまうことでしょう。

⑦コロナ禍で仕事がない時期があった

コロナ禍になる前はリゾバの求人がとても多く、また残業がたくさんありリゾバは本当に稼ぐことができました。

しかし、コロナ禍になり観光客が減ってしまいリゾバで働きにきたものの、週に2〜3日しか働けなくなったり、最悪の場合では契約期間が満了してないのに契約を切られてしまうという暗黒時代がありました。

このときに、派遣という立場が本当に弱いのだと痛感しましたね。

社員や直接雇用のパートの人たちは契約を切られることは稀で、そのうえ働かなくても「休業補償」でお金を貰っていました。

一方でリゾバ派遣の場合は一切「休業補償」でお金を貰える制度はなく、働かないと給与はありませんでした。

現在(2022/5/30)もコロナ禍は続いていますが、現在は求人は復活しています。

一時期300件ほどしかなかったリゾバ各社の求人も現在では1,500件ほどまで回復しました。

⑧必ずしも稼げるワケではない

リゾバをする人の目的は人それぞれですが、なかでも「貯金がしたい」という目的でリゾバをする人が最も多い傾向があります。

リゾバの広告でも「リゾバ半年で100万円貯めれた♪」などの稼げるアピールをしているため、リゾバ=稼げるというイメージが定着していることでしょう。

理由としては、固定費(寮費・光熱費)などの負担がなく、住み込み働けるため非常にお金が貯めやすい環境と言えます。

ところが、リゾバであれば必ずしもお金が貯まる・稼げるというワケではないため要注意!

なかには寮費や光熱費の負担があり、そのうえ時給が高くない求人もあります。

Susan

さらに、観光地で遊ぶ場所が多く思ってたよりお金を使ってしまう場合も…

【結論】リゾートバイトに行って後悔した学生は12.5%!大体は後悔してない

リゾートバイトに行って後悔した学生は12.5%!大体は後悔してない

ここまで「リゾバはやめとけ」と言われる理由について解説してきましたが、私自身リゾバに関しては間違いなく肯定派です。

確かに色々なトラブルや嫌なことがありましたが、それを差し引いても「楽しかった」という感情が間違いなく勝ちます。

私の行きたい所に行って、好きなこともできているため、多少のトラブルなんて全く気になりません!

何なら、リゾバを数回こなしたことで見違えるほどたくましくなったため、もうトラブルや嫌なことがあっても動じません(笑)。

Susan

流石にコロナ禍で全く仕事がなかったときは、不安でしたけど・・・。

実際、リゾートバイトに関する調査結果によると、以下のような研究結果が出ています。

 

リゾートバイトに行く人を増加させる研究

リゾートバイトに行く人を増加させる研究

リゾバに行った8人中7人が「リゾバに行って良かった」という感想を持っていました。

リゾートバイトに行く人を増加させる研究

引用:http://www.bus.kindai.ac.jp/kawamura/19semi/evaluation/7.pdf

その一方で「行きたいと思っているが行かない人」がいました。

行かなかった理由としては「労働がキツそう」・「寮が汚そう」が挙げられていました。

リゾバはイメージとしては初期は良くないのですが、実際に行ってみると学ぶことが多い仕事の一つなんですよ。

やめたほうがいいリゾバ案件を防ぐための6つの方法・注意点

やめたほうがいいリゾバ案件を防ぐための6つの方法・注意点

女性

「ほら、リゾバなんてやめとけって行ったじゃん。」

こんなふうに地元に帰ったときに言われてしまうハメにならないように、ブラックリゾバや劣悪な環境を防ぐための方法や注意点をご紹介します。

リゾバは事前のリサーチによって、ブラックバイトを回避できる確率が劇的に変わるため、ぜひ参考にしてみてくださいね!

  1. リゾートバイト派遣会社を必ず挟む
  2. 危ない高時給のバイトに注意する
  3. リゾートバイト派遣会社の担当が最悪
  4. は女子寮を選ぶと安心
  5. 寮周辺の地域を把握しておく
  6. 比較的楽な職種を選ぶようにする

①リゾートバイト派遣会社を必ず挟む

リゾバをするときは基本的に、派遣会社を通して行うことをおすすめします。

特に初めてリゾバをする人は必須と言っても過言ではありません!

なぜなら、住み込みの求人を探すのが難しく、加えてリゾバ先で何かのトラブルやアクシデントが起きた際に、あなた自身で解決しなくてはならないからです。

そればかりか、派遣会社を通さない直接雇用は雇用期間の指定が難しい場合が多く、最低でも半年の期間などと、こちらの希望している期間と合致しない可能性が非常に高くなってしまいます。

②危ない高時給のバイトに注意する

派遣会社が募集を出している求人であっても、高時給の「ナイトスタッフ」には特に注意が必要です。

ナイトスタッフとは「ラウンジ」・「キャバクラ」・「スナック」などの夜職のことで、女性のみ応募が可能。

時給が1,500〜3,000円と確かに高時給ではありますが、トラブルが多い職種なためあまりおすすめができません。

リゾバで友達になった人が実際に石垣島のキャバクラで働いていましたが、いい話を聞いたことがありません。

理由としては基本的に観光客相手なため、ワンチャン狙いばかりで客の質が悪く、ノルマがないと聞いていたのにも関わらず、実際にはノルマがあったなど。

そのため、リゾバでナイトスタッフをする際には特に要注意!

③担当者に不安を感じたら変えてもらう

リゾバをしていると必ず不安に感じることや、トラブルが起きることでしょう。

しかし、派遣会社を通せば担当者がいるため、どんな悩みやトラブルも解決するために動いてくれます。

実際、私もパワハラやセクハラまがいなことがあり担当者に相談したことで、部署を移動してもらったり、職場で言いづらいことなども担当者が代弁してくれたりします。

冒頭で紹介した「客室清掃」の話も初めてのリゾバだったため、相談せずに毎日やめたいと感じながらも仕事をしていましたが、慣れてきた今ではスグに相談して部署を変えてもらいます(笑)

それゆえに不安を感じることがあれば、スグに担当者に相談をしましょう!

私は相談しすぎて、担当者の電話での第一声は「また何かありましたか?」と言われた程です(笑)。

④寮は女子寮を選ぶと安心

寮に関してですが、リゾバでの寮はタイプがそれぞれあります。

  • 完全個室
  • 一部共同個室
  • ルームシェア
  • 客室寮

だいたいはこのようなタイプが基本です。

少しの期間ですが、寮で生活するため綺麗な環境や過ごしやすい環境がいいですよね?

そこで、私みたいに寮にこだわる人は「客室寮」か「女子寮の完全個室」がおすすめ!

なぜなら、客室寮は比較的綺麗な部屋が多く本当にハズレがありません。

私の行ったリゾバ部屋

また、女子寮の完全個室は以前に女性が使っていたため、生理的に気持ち悪くなく、かつ綺麗に使用されている可能性が高いからです!

何よりも女子寮と男子寮で完全に分け隔てられているため、行き来が難しく、やりもく野郎を寄せつけない点が最も評価できます。

⑤寮周辺の地域を把握しておく

当たり前ではありますが、リゾバ先の観光情報など事前にリサーチをしますよね?

しかし、最も事前にリサーチしておくべきなのは寮周辺の情報です!

リゾバの寮は周辺環境が良くない土地が多く、コンビニに行くのにも歩いて20分かかってしまうなどの僻地にあるケースは珍しくありません。

そのため、リゾバを行う前に派遣会社から送られてくる求人表を見て、寮の周辺環境を把握して置かないと、車がないとろくに観光や買い物ができないという場面に陥ってしまう可能性は大!

⑥比較的楽な職種を選ぶようにする

先述した通り「リゾバはやめとけ」と言われる理由について、仕事がキツいという理由が多くあげられています。

この結果を踏まえて、楽な職種を選ぶことでキツい仕事を回避することができます。

私の経験上、楽な職種は以下の通り。

  • レストラン
  • 売店
  • コールセンター
  • ナイトフロント

これらの職種は女性の私でも楽に稼げることができたため、本当におすすめです!

しかし、「客室清掃」の仕事は単純ですが、よく屈むため腰は痛くなるし、体力もいるし忙しいため本当にしんどいです・・・。

そのうえに比較的、時給が安いため本当におすすめができません!!

どうしても仕事をやめたくなったら脱走したってバックレたっていい

どうしても仕事をやめたくなったら脱走したってバックレたっていい

「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマの題名がありましたよね。

人間、時には逃げるという選択肢も必要です!

「あ、もう無理だ・・・」と本当に心が折れそうなときには、脱走したってバックれたっていいんです!

私も実際に寮の環境が本当に悪いときがあって、そのときは2日で逃げるように辞めた経験がありました。

リゾバでは失踪やバックレというケースは特に珍しくなく、なんなら結構普通にあります(笑)。

もちろん理想は派遣会社にちゃんと連絡して、期間を設けて辞める形が理想ではありますが、辞めるときの相談ってしづらいですからね・・・。

そのため、派遣会社に相談せずにバックレるというのもありっちゃありです。

デメリットとしては、今後その派遣会社を利用してリゾバができなくなることが挙げられますが、派遣会社は他にもたくさんあるので安心してください。

仕事辞めてリゾートバイトはNG

仕事辞めてリゾートバイトはNG

難しいとは感じますが、仕事を辞めてリゾバをするのはあまりおすすめができません。

なぜなら、リゾバを通してキャリアを積むことは難しいからです。

確かにリゾバは旅をするようにバイトができるため楽しいし、お金が貯まるし、良い思い出ができることでしょう。

今を楽しむだけであれば本当にリゾバは最高です。

しかし、将来性はないためリゾバをしながらも、将来を見込んだ行動がとても大事だと感じました。

できれば長期休暇などを利用して、仕事を辞めずにリフレッシュ休暇という名目でリゾバを行うのが理想かも知れませんね。

まとめ

まとめ

リゾバは確かに「やめとけ」と言われてしまうできごとがあるのは事実です。

しかし、その反面「やってよかった!」と感じるできごとの方が何倍も多く、本当に楽しくよい思い出ばかりです!

「やめとけ」とリゾバで失敗経験した人の意見を尊重するのも大切ですが、あなた自身がそうなるとは限りません。

現にリゾバをして後悔した人の割合の方が、よっぽど少ないですからね。

ぜひ、これを機にリゾバを体験してみませんか?

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